|
大学院ってどんなところ? |
大学院に行ってみたいと考えている人が一番心配なのは,
「大学院ってどんなところ?」
「どんな生活が待っているの?」
「研究をうまくやれるの?」
といったことではないでしょうか?
このコーナーでは,
実際に大学院に在籍している学生たちにどんな生活をしているのかを紹介してもらいます!
研究って,楽しそう!
私も大学院生生活をやれそうだな
地球科学を楽しんでみたい!
そう思っていただけるような内容が満載です.
もし,私たちと一緒に研究をしてみたい! と思ったらここをクリック! |
 |
河邑圭太 〜2011年度 地質・地球生物学講座所属

私の場合
学部・学科を選んだ理由
名古屋大学理学部は,学部一年生の時には学科ごとに分けられておらず,二年生に進級する時に学科に配属されるようになっています.私は名古屋大学理学部に入学した当初,物理学科もしくは化学科に行きたいと考えていました.それは「高校で物理と化学をとっていたから」という単純な理由からでした.しかし,物理・化学・生物などの様々な講義を受けていくにつれて自分が本当に興味をそそられるものがおぼろげながら見えてきて,地球惑星科学科への配属を希望し,幸運にも希望通りに配属されることができました.
学科配属後
地球惑星科学科に配属されてすぐは,地学を勉強したことがないために授業についていけるかどうか不安でした.しかし,この学科に来る人の中で高校の時に地学を勉強したこのある人は稀で,最初からどれだけの知識があるかということはあまり関係なく,どのように講義を受け,いかにして地球科学を理解していくか,ということの方がよほど重要だったと思います.
講義には様々なものがあり,地質学・惑星物理学・地球化学などの地学に関連するものを中心に,物理学・生物学・化学,時には数学というように,多岐にわたる地球に関係する分野を学ぶことができます.そして他の学科にはない特徴として,野外へ調査に行くという授業もあります.外に出て自然と触れ合うのが好きな人には,まさにうってつけの学科だと思います.
研究室を選んだ理由
研究室に関しては,地球に関係した物理学(例えば,地球惑星物理学講座・地球惑星ダイナミクス講座)をやっているところ,化学をやっているところ(地球化学講座)などがあり,私は卒業研究を行うにあたっていろいろな人の話を聞き,授業を受けて地球に関係した生物学をやっているこの研究室,生物圏進化学研究室を選びました.
どの研究室にも魅力を感じたのですが,「生物の進化のしたたかさに関心を持つようになり,自分の手で研究をしてみたいと思うようになった」というのがこの研究室を選んだ最大の理由です.
修士のころ
修士課程に進学して,卒論の時よりも少し大きなテーマで研究ができることになりました.自分に結果が出せるのかといった不安もありますが,研究の面白さに飼いならされつつ,期待とやる気が少しずつ芽生え始めていきました.
また,大学院の講義は今までよりも格段に専門性が高く,施設見学や野外実習を取り入れている講義もたくさんあり,それまでまで以上に楽しく勉強できました.自分の所属する研究室の先生・先輩はもとより,地球環境学専攻内のほかの研究室の人たちと,研究や将来についてなど非常に参考になる話から,世間話の類まで幅広いお話を聞かせてもらいながら,大学院生生活を精一杯満喫することができました.
|
|