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惑星岩石学(岩鉱)研究室の森 宏君(2013年度卒,現産総研),森なつみさん(2013年度卒,会社勤務),纐纈優衣さん(2012年度卒,現東大),永冶敬方(D2),Wallis Simon教授ほかの研究発表が2014年度地質学会優秀ポスター賞を受賞しました!

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森 宏・森なつみ・Wallis Simon・Annen Catherine・Westaway Rob・Caricchi Luca・纐纈佑衣・永冶方敬
炭質物の石墨化における被熱時間スケールの制約

受賞に当たって

[森H] 本ポスターの研究内容は,実験室では再現困難な数年〜数万年の時間スケールにおける石墨化の進行過程の解明を目指し,天然に産する岩石の解析とモデリングを併用してアプローチしてきたものです.この研究で使用したモデリングは,イギリス・ブリストル大学での短期留学中に一から学びました.留学先での会話はもちろん英語で,参考にしてみてと渡されたプログラムコードは「古文書」にしか見えず,絶望感をヒシヒシと感じながら始めたモデリング入門でした.それでも少しずつひも解きながら地道に勉強していくうちに,プログラミング・モデリングの技術が身に付き,いつの間にか自分自身の大きな強み(武器)になっていました.そんな「苦労」と「自信」を与えてくれた研究が,今回ポスター賞という形で評価され非常に嬉しく思いますし,現在学生の方々にも,新しいこと(苦手なこと?)に挑戦し,研究の壁を乗り越えた時の喜びにたくさん出会って欲しいと思っています.今回の受賞を励みに,今後より具体的な定量評価の実現にむけ,さらに精進して研究を進めていきたいと思います.

[S. Wallis] 森君はこの賞をすでに6回受賞しています! どこまで記録をのばせるか?


表彰式の様子はこちら

↓ポスターの本物は理学部E館階にあります↓