地球規模課題対応国際科学技術協力事業

防災分野「開発途上国のニーズを踏まえた防災科学技術」
コロンビアにおける地震・津波・火山災害の軽減技術に関する研究開発


コロンビアにおける地震・津波・火山災害の軽減技術に関する研究開発

現地活動新着情報

                                       
2017年9月日
ボゴタ市近隣地域にて活断層の調査を実施しました。
東北大学・災害科学国際研究所の遠田晋次教授、防災科学技術研究所のネルソン・プリード主任研究員を中心とする活断層グループのメンバー9名が、ボゴタ市から南東におよそ30Kmに位置するカケサ市周辺の活断層調査を実施しました。翌9月8日には、SGCにてコロンビア側研究者より、プロジェクト2年目の活断層グループの研究成果についての報告がなされました。
2017年9月6日
第3回合同調整会議を開催しました。
国立コロンビア大学図書館にて、第3回合同調整会議を開催しました。日本側からは16名、コロンビア側からは各研究機関・大学などから70名を超す参加者がありました。        
2017年8月31日~9月1日
エクアドル地球物理研究所よりWilson Acero氏がコロンビアに派遣されました。
エクアドル地質物理研究所(Instituto Geofísico)より、Wilson Acero氏がコロンビア研究所(SGC)へ派遣されました。初日の8月31日に、SGC内のIT技術者などに対し、SWIFTシステムによる観測データをTwitterなどのSNSを用いてリアルタイムに情報発信する技術についてセミナーを実施しました。セミナーの後は、活発な意見交換がなされました。
2017年8月29日~9月15日
名古屋大学・東京工業大学・東北大学・広島大学・防災科学技術研究所から専門家13名がコロンビアに派遣されました。
9月5日にボゴタ市内の国立コロンビア大学図書館講堂にて、プロジェクトの中間評価会が開催されました。日本側、コロンビア側の各グループの代表者から、2年間の活動の成果が発表されました。翌9月6日、両国関係者80名余りが参加し、プロジェクト3年目の合同調整員会が開催されました。各グループでの技術協議にて確認されたプロジェクト2年目の活動進捗と3年目の年間活動計画などを含めた議事録に関係機関の代表者が署名を行いました。また、津波グループのパイロット都市をカルタヘナからサン・アンドレス島に変更することが承認されました。 合同調整員会に先立ち、8月下旬から日本側研究者13名がコロンビアに出張し、SWIFTを用いた情報発信システムの構築、活断層調査、微動観測等の共同研究を実施しました。                                
2017年4月5日      
エクアドル・コロンビア沈み込み帯における新たな大地震発生モデルを提案(日本語英語
2017年3月14日~3月16日      
エクアドルのキト市にて国際ワークショップが行われました。        
2017年3月14日~16日、エクアドル・キト市の国立理工科大学にて、Recent Advances in Earthquake, Tsunami, and Volcano Monitoring, Hazard Evaluation, and Disaster Management in Latin America(地震・津波・火山監視、ハザード評価、災害マネジメントの中南米地域における進展)と題した国際セミナーが行われました(講演プログラムはこちら)。 エクアドルのJICA技術協力プロジェクト「津波を伴う地震のモニタリング能力強化」の終了に合わせて行われたもので、日本側からは当プロジェクト関係研究者の他、ペルー、メキシコ、チリSATREPS関係者が参加しました。 コロンビアからはプロジェクトの関係機関から15名が参加しました。開催国エクアドルの他、メキシコ、ペルー、チリ、コスタリカから研究者が参加し、合計で60名あまりの参加がありました。 ワークショップでは、JICA技術協力プロジェクトをはじめ、各国で行われている、また終了したSATREPSプロジェクトの概要説明に始まり、各研究者が地震・火山モニタリング、GNSS観測、強震動、津波、災害情報・教育に関してプレゼンテーションを行いました。さらにラテンアメリカ諸国の今後の連携について協議が行われました。 ワークショップの最終日にはコトパクシ火山への巡検が行われ、同火山の過去の噴火活動や火山監視の状況について理解を深めました。                        
       
2017年3月9日~3月21日      
東京工業大学・広島大学・千葉大学・防災科学技術研究所から専門家6名がコロンビアに派遣されました。        
3月14日〜16日のエクアドル・キト市における国際ワークショップに先立ち、東京工業大学の松岡准教授、 翠川教授、広島大学の三浦准教授、千葉大学の山崎教授、防災科学技術研究所のネルソン・プリード主任研究員および山本研究員の6名が コロンビアに派遣されました。3月10日にはコロンビア地質調査所(SGC)にてこれまでの研究の進捗の説明を行ったあと、 ボゴタ市の土地台帳管理局でボゴタ市危機管理局(IDIGER)、ロスアンデス大学研究者と協議を行いました。 また、11日にはボゴタ市内でSGCおよびIDIGERの研究員とともに微動アレー観測を行い、また昨年供与した加速度計の設置状況について巡検を行いました。           
               
2017年3月1日~3月12日      
名古屋大学から3名コロンビアに派遣されました。        
3月1日〜12日まで、名古屋大学から熊谷教授、前田助教、吉本研究員がコロンビアに派遣されました。コロンビア地質調査所(SGC)で地震および火山監視のためのサーバーの設定、SGCマニサレス観測所にて火山グループのコロンビア人研究者に技術指導を行いました。        
               
2016年11月18日~12月4日      
ボゴタ市危機管理局研究員Libardoさんが東京工業大学と広島大学で研修を行いました。    
防災科学技術研究所を訪問し、施設の概要や地震観測網に関する研究内容について説明を受けました。(11/22)

奥村組技術研究所における免震ビルの自由振動実験および施設を視察。(11/22)        

東工大にてコロンビア地震および被害推定システムに関する研究打合せ。(11/24)         

東工大の高層建物の免震装置の見学。(11/25)         

広島大にて建物被害推定手法について研究打合せ。(11/28)        

熊本地震の建物被害を視察。(12/3)         

2016年11月17日~11月22日      
名古屋大学の鷺谷教授がコロンビアに派遣されました。
11月18日、21日、22日にコロンビア地質調査所(SGC)設立100周年を記念した地球力学・GNSSに関するワークショップが行われ、鷺谷教授の他、米国、ベネズエラ、コロンビア国内の大学、SGCなどの研究者が講師として、それぞれのテーマに関する講義を行いました。SGC、コロンビアの大学生など、約40名の参加がありました。 その他、SGCの地殻変動グループに指導を行いました。                  
2016年8月25日       
8/12に行われた合同調整会議の記事が、ボゴタ危機管理局のHPに掲載されました。 リンク先
記事の要約は以下の通りです。

8月12日に第2回合同調整員会が開催された。これは国際協力機構、コロンビア地質調査所、コロンビア危機管理庁、コロンビア国際協力庁、ボゴタ市危機管理局、コロンビア海洋研究機構、国立コロンビア大学およびロスアンデス大学が署名した科学技術協力プロジェクト(2015年協定第416号)の進捗を確認するためのものである。 プロジェクト期間中、下記の活動が行われた。 ・速度型強震計3台、広帯域地震計2台、空震計5台他が地震・火山活動モニタリングのためコロンビア地質調査所に供与された。ボゴタ市危機管理局には加速度計5台が供与されたが、これらは既に設置済で稼働中である。 ・GPSデータを使用したコロンビア内陸地方における地殻運動のブロックモデルの展開 ・微動アレー観測を基にしたボゴタ盆地におけるS波速度構造の推定 ・ボゴタ市における震動の迅速な推定モデルおよびハザードマップの展開 ・コロンビア人研究者5名の日本への業務出張、コロンビアでのセミナー・ワークショップをはじめとしたコロンビア側機関への知識・技術移転 など この科学技術協力プロジェクトは、モニタリング、モデリング能力の向上、危機評価および情報伝達の強化を目指すものである。
2016年8月1日~8月20日
名古屋大学・東京大学・東北大学・千葉大学・広島大学・建築研究所・防災科学技術研究所から専門家13名がコロンビアに派遣されました。
8月12日にボゴタ市内のホテルにてプロジェクト2年目の合同調整員会が開催されました。日本側からは12名、コロンビア側からは各研究機関・大学から60名を超す参加者がありました。 12日午前は各グループに分かれてプロジェクト1年目の進捗状況及び2年目以降の計画の確認などを行いました。午後からは日本側、コロンビア側の各グループの発表のあと、コロンビア地質調査所長の出席のもと、プロジェクトリーダーである名古屋大学熊谷教授・コロンビア側代表のマルタ・カルバチェGeohazards部長が年間報告を行い、関係機関が年間計画などを含めた議事録に署名を行いました。 合同調整員会に先立ち、8月初旬から日本側研究者13名がコロンビアに出張し、コロンビア側研究者との合同フィールド調査や、セミナー・実習などを行いました。

                                
2016年7月14日
本プロジェクトの活動が「ODA見える化サイト」で紹介されました。
リンク先


2016年6月28日
ボゴタ危機管理庁(IDIGER)に加速度計(5台)等が本プロジェクトを通して供与されました。これらの加速度計はボゴタ市における強震観測を強化するために用いられます。機材供与式の様子は下記のホームページの記事(スペイン語)をご覧ください。リンク先
記事の要約は以下の通りです。

国際協力による危機管理の能力向上
ボゴタ危機管理庁(IDIGER)にて、「コロンビアにおける地震・津波・火山災害の軽減技術に関する研究開発プロジェクト」のミーティングが行われた。このプロジェクトは2015年7月24日の協定416号によるもので、国際協力機構(JICA)、コロンビア地質調査所(SGC)、IDIGER、コロンビア危機管理庁(UNGRD)、コロンビア海洋機構(DIMAR)、国立コロンビア大学及びロスアンデス大学が5年の期間で行う。その目的はコロンビア共和国における危機管理能力の向上である。

ボゴタ市では、地震の際のモニタリング、モデリング、危険評価及び災害情報伝達の能力向上が期待されている。このため、地震災害知識やその分析方法などについての状況を把握するため、JICAがIDIGERを訪問した。

協定では、地震の脅威に対する条件の再評価、サバナデボゴタの堆積層の地震応答に関する区画分けの更新などが計画されており、リアルタイムのモニタリング能力のため、加速度計5台とソフトウェアが供与された。これら加速度計はボゴタ加速度計ネットワークに組み入れられることとなる。

2016年4月19日
エクアドルで2016年4月16日23時58分(世界標準時)に大地震が発生しました。 コロンビアの広帯域地震観測網のデータを用いて高度即時震源解析手法 (SWIFT)により震源解析を行いました。その結果、震源位置はエクアドル沿岸 部の深さ 25 km、逆断層型のメカニズムで、モーメントマグニチュード(Mw) 7.7、破壊の継続時間は30秒と推定されました。
 

赤星が推定された震源位置を示す。





左上が推定されたメカニズム、右上が震源時間関数(青線)、下の波形は 黒線が観測波形、赤線が合成波形を表す。




グローバル地震観測網(IRIS)のデータを用いてこの地震のすべり分布を推定 しました。その結果、南北方向に約 100 km の領域で、最大 3 m 程度のすべり が起こったと推定されました。被害が大きいペデルナレスの下で大きなすべりが 求まりました。        
黄星が破壊の開始点,赤いコンターがすべり量0.5m間隔を示している

       
(a) モーメント速度関数.(b) 仮定した断層面のメカニズム解とその走向,傾斜,すべり角.(c) 断層面上のすべり量分布


       
観測波形(太線)と理論波形(細線)の比較


解析データ・解析条件:
・IRIS-DMC から震央距離 30-100°の広帯域地震計記録P波上下動25観測点を使用。
・周期 1-250 秒のバンドパスフィルターを適用。
・Kikuchi and Kanamoriの遠地実体波解析プログラムを使用。
・速度構造は IASP91(Kennett and Engdahl, 1991)を使用。
・剛性率は 30 GPa を仮定。
2016年3月5日~3月10日
建築研究所から専門家(藤井雄士郎主任研究員)がコロンビアに派遣されました。
ボゴタ市内にある国立コロンビア大学(UNC)の会議場において,津波シミュレーション及び津波波源モデルの推定法の講義実習を行ないました。UNC,コロンビア地質調査所(SGC),コロンビア海洋研究機構(DIMAR),コロンビア危機管理庁(UNGRD)から合わせて10数名の参加がありました。  

建築研究所 藤井主任研究員と参加者の皆さん
    
2016年2月28日~3月13日
名古屋大学から専門家(熊谷博之教授、伊藤武男講師、前田裕太助教、吉本昌弘研究員)がコロンビアに派遣されました。
名古屋大学の熊谷博之教授、伊藤武男講師、前田裕太助教、吉本昌弘研究員がコロンビア地質調査所(SGC)に滞在し、下記の活動を行いました。

高度即時震源解析システム(SWIFT)の導入を行い、SGCが運用する広帯域地震観測網のデータを用いて震源メカニズム(CMT)の推定が出来るようになりました。


ネバド・デル・ルイス火山の監視高度化のために、高周波地震波振幅を用いた自動震源決定システム(ASL)等の導入を行いました。


SGCが運用するGNSSデータの解析を行い、ブロック運動モデルの構築に着手しました。
       
2014年9月23日~10月5日
コロンビア現地調査を行いました。
コロンビア地質調査所にてメンバー集合写真

ミニッツ調印式

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