2017年3月14日~16日、エクアドル・キト市の国立理工科大学にて、Recent Advances in Earthquake, Tsunami, and Volcano Monitoring, Hazard Evaluation, and Disaster Management in Latin America(地震・津波・火山監視、ハザード評価、災害マネジメントの中南米地域における進展)と題した国際セミナーが行われました(講演プログラムはこちら)。
エクアドルのJICA技術協力プロジェクト「津波を伴う地震のモニタリング能力強化」の終了に合わせて行われたもので、日本側からは当プロジェクト関係研究者の他、ペルー、メキシコ、チリSATREPS関係者が参加しました。
コロンビアからはプロジェクトの関係機関から15名が参加しました。開催国エクアドルの他、メキシコ、ペルー、チリ、コスタリカから研究者が参加し、合計で60名あまりの参加がありました。
ワークショップでは、JICA技術協力プロジェクトをはじめ、各国で行われている、また終了したSATREPSプロジェクトの概要説明に始まり、各研究者が地震・火山モニタリング、GNSS観測、強震動、津波、災害情報・教育に関してプレゼンテーションを行いました。さらにラテンアメリカ諸国の今後の連携について協議が行われました。
ワークショップの最終日にはコトパクシ火山への巡検が行われ、同火山の過去の噴火活動や火山監視の状況について理解を深めました。