地質調査と地質図

あなたは他人が作った地質図をどのくらい参考にしますか?私はもう一度調べなおします。
地質調査では、野外に存在する自然現象の真実の姿を詳細に観察し、正確に事実を把握することが重要です。ただ一つの新事実によって既存の地質モデルは否定されることがあります。
野外には、まだ認識されていない多くの事実が埋もれています。さあ、新事実を探しに地質調査にいきましょう。そして得られた事実を基に自分の考えを地質図として表現しましょう。
私は地質調査と地質図作成のプロ集団、通商産業省地質調査所(現,独立行政法人産業技術総合研究所地質調査総合センター)で7年間研究員として所属し、引き続き現在まで客員研究員として地質図の作成に携わっています。野外調査が好きな方への地質調査の技術継承を目指しています。
参加した地質図幅プロジェクト
- 100万分の1日本地質図
- 20万分の1:「奄美大島」「金沢」「一関」
「富山(2023年度出版)」
- 5万分の1:「槍ヶ岳」「湯湾」「木曾福島」「志津川」
「千厩」「白馬岳」「小滝」「泊」「糸魚川」
「高見山(2024年度出版)」「丹生(2022年度より調査中)」