地球環境問題見取り図の議論(第4回:5/9)

                                                               文責 横畑

A班:
人間の欲深さゆえに、先進国と途上国の間には、発展に対する対立関係が生じており、
南北格差によって環境問題が引き起こされている。
その具体例を挙げている。
環境汚染は、引き起こした国のみでなく全世界へ影響が拡がる。
結論:世界規模で連携責任を負うべき。


B班:
先進国と途上国それぞれが抱える問題に着目し、それぞれの観点から環境問題を考えた。
環境問題は、要因と結果という風には、きれいに分けることができない。
結果がまた次の問題を引き起こすといったように、複雑に絡み合っている。
その構造を、先進国の立場からと途上国の立場からとに分けてまとめている。
結論:国際的な取り組みで解決する必要がある。


C班:
環境問題の現状とその対策についてまとめている。
問題はたくさんあるが、それに対する対策はあまり多くない。
対策の取り組みについて、いくつか挙げているが、それらも
コスト面や技術力の面で多くの課題を抱えている。課題をどう解決するか?
それについてどう思うか?
  →技術開発は進んでいるので、年月はかかっても徐々に解決するはずだ。
コスト面
  →価格は高い、しかし環境保全という付加価値をつけると売れる!?
   消費者はエコ商品を購入する時代!?


D班:
地球環境問題は、人間活動が様々な問題を引き起こし、それらが相互に絡み合っている。
人の欲望によって、環境破壊・生態系の破壊が進んでいる現状を示している。
大切なのは、動植物がそれぞれの役割を果たし「生態系ピラミッドの均衡を保つ」ことである。
先進国には装飾品の需要があるため、途上国では乱獲も行われており、それが生態系の破壊へ荷担している。
また、人間社会への影響としてエネルギー問題(温暖化を引き起こす)、人口増加など、
先進国の立場と途上国の立場に分かれて考えている。
環境問題のひとつである地球温暖化については、まだはっきりとした原因がわかっていない。
しかし、これらの問題は自国の利益だけにとらわれず、国際的な協力によって解決すべき問題であると言える。


総評:
グローバルな視点で環境問題を捉えられているが、日常生活ではどのように身の回りに
環境問題を感じることができているだろうか? 
そのつながりを考えて見ることも必要。
"Think globaly.  Act localy."

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