<名球会電子メールニュース> 「平成19年10月号」
1.第13回名古屋大学博物館企画展について
名古屋大学博物館では、10月2日〜10月13日に第13回企画展として「諏訪兼位 アフリカの旅
-スケッチと短歌-」を開催します。企画展初日の10月2日の午後2時からは、博物館講義室で、諏訪先生の講演会(+ギャラリートーク)が開催されますの
で奮ってご参加下さい。なお、講演のタイトルは「科学を短歌によむ」です。また、このタイトルの本が、岩波書店から10月に出版されるそうです。
詳しくは以下のホームページをご参照下さい。
http://www.num.nagoya-u.ac.jp/
2.学術大会関連のニュース
秋は,学会の季節です.以下に、今年度の学術大会に関連したうれしいニュースをいくつかお知らせします.
(1)日本地質学会表彰
産業技術総合研究所 青矢睦月さん(元日本学術振興会特別研究員・岩石グループ)が、本年度日本地質学会「柵山雅則賞」を受賞され,去る9月9日(日)
の同総会(北海道大学)にて顕彰されました。同賞は、地球惑星科学の発展に関し、学術上顕著な功績があり今後もいっそうの活躍が期待される若手研究者に贈
られる賞です。
(2)日本岩石鉱物鉱床学会表彰
元岩石学鉱床学講座教授の柴田 賢先生が、本年度日本岩石鉱物鉱床学会「渡邉萬次郎賞」を受賞され,去る9月22日(土)の同総会(東京大学)にて顕彰
されました。同賞は、岩石学・鉱物学・鉱床学をはじめとした地球惑星科学の発展に関し、学術上顕著な功績のあった研究者に贈られる賞であり,これまでに,
渡辺武男・諏訪兼位両先生(いずれも元岩石学鉱床学講座教授)が受賞されています.
日本学術振興会特別研究員の水上知行さん(岩石グループ)が,同総会において日本岩石鉱物鉱床学会研究奨励賞を受賞されました.
なお,日本岩石鉱物鉱床学会は日本鉱物学会と統合し(9月22日設立総会において承認),新学会「日本鉱物科学会」として新たな出発をしました.
(3)天然ダイヤモンド発見のニュース
9月10日付の夕刊各紙やテレビ報道などで,すでにご存じの方も多いと思います.日本学術振興会特別研究員の水上知行さん(岩石グループ)が,日本初の
天然ダイヤモンドを発見し,日本地質学会学術大会および日本鉱物科学会緊急討論会において発表しました.このダイヤモンドは径1ミクロン程度の微結晶で
す.しかし,これまでは産出することがほとんど予想されていなかった,島弧地域からの産出報告であり,その地球科学的意味は極めて大きいものです
(http://www.geosociety.jp/).
3.修士中間発表について
9月6日、7日に地球環境科学専攻地惑系の中間発表が環境総合館レクチャーホールにて行われました。22名の学生による発表と質疑・応答が活発に行われ
ました。
4.事務局連絡アドレスの変更
名球会事務局への連絡先アドレスが変更になりましたので、皆様に連絡いたします。
新アドレスは旧アドレスからgclを抜いたものとなります。
(旧)dosokaiアットマークgcl.eps.nagoya-u.ac.jp
(新)dosokaiアットマークeps.nagoya-u.ac.jp
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