地質・地球生物学講座
フィールドサイエンスで知る地球と生命の共進化
本講座では「フィールドサイエンス」をキーワードとして、地質学と岩石鉱物学と古生物学の伝統を継承し,地質学並びに地球生物学で取り扱う長時間スケールでの地殻・マントル変動と大陸形成,地球環境・地球生命環境の変遷と生命の進化に関する教育・研究を行っています。
具体的には,地殻と最上部マントルの構造発達及びそれらの相互作用を,海と陸のフィールドワークや岩石・鉱物の精巧な機器分析などの研究手法を通じて,地殻とマントル構造の形成,堆積作用,変成作用,火成作用,地球深部における物質循環,そして地質年代学の観点から解明する地質学的岩石学的教育・研究を行うとともに,生物とこれを取りまく地球環境との相互作用及びそれらの進化を,古生物学,分子系統学,生態学等の手法から解明する地球生物学的教育・研究を行っています。
私たちと一緒に地球と生命の進化について学び、
新しい地球のヒミツを解き明かしませんか?
地質系合同セミナー
地質系合同セミナーは、毎月1回、すべての講座構成員(教員・ポスドク・大学院生・学部生等)によって開催されるセミナーです。
地質・地球生物学講座の分野横断型のアイデア創出と研究テーマを建設的に発展させることを目指して、
主に博士後期課程の大学院生や最前線で活躍する研究者が発表します。
学部生や博士前期課程(修士)の大学院生にとっては、
関連分野の最新の知識を学ぶ機会となり議論を通じて研究の楽しさを知る場になっています。
他の講座からの聴講や発表だけでなく研究室配属前の学部生の参加も歓迎しています。
問い合わせ:stakahashi(at)eps.nagoya-u.ac.jp
春学期 毎月金曜日16:30-18:00 環境総合館レクチャーホール
2024年4月19日(金)16:30〜18:00
- 演者:吉田英一(地球史学講座/名古屋大学博物館)
- 演題:球状コンクリーション〜最新の研究成果と応用化に向けた現状〜
- 要旨:球状コンクリーションは、堆積岩中の一点に元素が濃集するという興味深い現象である。講演では、その種類や形成メカニズムに関する研究成果のほか、積水化学工業と共同で開発したコンクリーション化剤を用いた地下350mの岩盤亀裂・断層のシーリング実証試験について、そして、なぜコンクリーション研究を行うのかなど、その背景も含めコンクリーション応用化研究の最新の現状を紹介する。
2024年5月17日(金)16:30〜18:00
- 演者:山崎敦子
2024年6月28日(金)16:30〜18:00
- 演者:片田はるか(地球史学講座/名古屋大学博物館)
2024年7月26日(金)16:30〜18:00
- 演者:纐纈佑衣(岩石鉱物学研究室)
秋学期 毎月金曜日16:30-18:00 環境総合館レクチャーホール
2024年10月4日(金)16:30〜18:00
- 演者:菊川昭栄
2024年11月22日(金)16:30〜18:00
- 演者:李 琪 (テクトニクス講座)
2025年12月20日(金)16:30〜18:00
- 演者:庄子晶子(生態学講座)
各研究室のセミナー
地質・地球生物学講座では各研究室毎に個別のセミナーを開催しています。
参加したい方は、参加教員に問い合わせてください。
岩鉱会(岩石鉱物学研究室)
- 金曜13:00〜 理学部E館E127
- 参加教員:道林・纐纈(講座)、加藤(年測)
TEGED(てじぇっど)(テクトニクス研究室)
- 春学期 水曜09:30-12:00 博物館講義室
- 秋学期 火曜13:30-16:00 博物館講義室
- 参加教員:竹内(講座),吉田・束田(博物館)
生圏セミナー(生物進化学研究室)
- 春学期 火曜13:30~ 環境総合館第3講義室
- 秋学期 月曜13:30~ 環境総合館第2講義室
- 参加教員:高橋・Humblet・林(講座),藤原(博物館)
研究室一覧
協力講座 地球史学講座
(宇宙地球環境研究所 年代測定研究部)