数値解析法及び演習 第七回

テスト(一回目)

第一問(12点)

2x2配列aに次の行列の数値を格納する

  $\displaystyle \left(\begin{array}{cc}
1 & 2 \\
3 & 4
\end{array}\right)
$

行列aに次の行列bを右からかける(角度は1ラジアンとする.プログラム上はdcos(1.D0), dsin(1.D0)となる)

  $\displaystyle \left(\begin{array}{cc}
\cos\theta & -\sin\theta \\
\sin\theta & \cos\theta
\end{array}\right)
$

行列bをかける前と後で,全成分の二乗和

  $\displaystyle \sum_{i,j} a_{ij}^2
$
が変化しないことを確認せよ.行列bをかけた後の行列aの数値と,行列bをかけた後の対角和および全成分の二乗和,およびプログラムを送付すること.

第二問(8点)

10000項までの次の数列の和を計算せよ.プラスとマイナスが交互に繰り返される.プログラムおよび,数値を送付すること.

  $\displaystyle 1-{1\over 2}+{1\over 3}-{1\over 4}+-...
$

第三問(8点)

双子素数を求めるプログラムを作成せよ.双子素数とは,差が2である二つの素数の組のことである.例えば3と5.10000以下に双子素数が何組含まれるか求めよ.プログラムと答えの数値を送付すること.

第四問(8点)

実数が10個格納されている配列a(10)を用意する.その配列を代入すると,a(1)が最大値,a(2)がその次に大きい値..と数値が大きい順にa(10)の値が上書きされるサブルーチンを作成せよ.




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