数値解析法及び演習 第十四回

テスト
  1. 16:00まで
  2. プログラム+答えの数値をメールで送ること
  3. ひとつのメールにまとめて送付すること

第一問(10点)

次の連立常微分方程式をルンゲクッタ法を用いて数値的に解け.t=0 で x=1.D0, y = 0.D0, タイムステップ dt=1.D-1 とする.横軸x, 縦軸yでgnuplotでグラフを描画すること.


$\displaystyle {dx\over dt}$ $\textstyle =$ $\displaystyle -y$  
$\displaystyle {dy\over dt}$ $\textstyle =$ $\displaystyle x$ (1)

プログラムおよび,グラフのスクリーンショットを送付すること.

第二問(10点)

次の積分をシンプソン公式を用いて数値的に求めよ.積分区間を100分割すること.



\begin{displaymath}
\int^1_0\tan^{-1}xdx
\end{displaymath} (2)

プログラムと数値を送付すること

第三問(6点)

このデータは,第12回の課題「画像解析」において求めた64800点の温度変化率(度/年)である(通常のテキストファイル).このデータを用いて,もっとも温度変化率が大きい場所(温暖化が早い)の緯度経度を求め,その場所が属している国を答えよ.同様に,温度変化率がもっとも小さい場所(寒冷化が早い)の緯度経度を求め.その場所が属している国を答えよ.経度方向360度のデータ(経度0度から東向き)が,緯度順(180組:北極から南極)に並んでいることに注意すること.

プログラムおよび,温度変化率がもっとも大きい,小さい場所の緯度経度および国名(もしくは海上)を送付すること.

第四問(10点)

中心が (0.5, 0.5) にあり,半径が0.5の円の面積を乱数を用いて求める.


0.0から1.0までの乱数を二回発生させ,1個目をx座標, 2個目をy座標とする.これをN回繰り返し,円の中に入った座標の数の割合から面積を求める.N=100, 1000, 10000の場合について真の数値からの差を求めよ.



プログラムと,それぞれのNに対する真の値との差を送付すること

第五問(2点)




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