数値解析法及び演習 第十五回

テスト

第一問

方程式 f(x)=0 を数値的に解くことを考える.以下のアルゴリズムにそってプログラムを作成し,f(x)=x**3 - 4*x**2 - 8*x + 4 = 0 の解のうち範囲 4 < x < 6 にあるものを求めよ.

  1. xright=6.D0, xleft=4.D0 とする.
  2. xmiddle=(xright+xleft)/2 とする.
  3. もし f(xright)*f(xmiddle)>0 なら xright=xmiddle, f(xright)*f(xmiddle)< 0 なら xleft=xmiddleとする.
  4. (xright-xleft)/xright < 1.D-4 となったら近似解 xrightが得られたとする.xrightを画面に表示,stop文でプログラムを終了.
  5. 4が満たされるまで2, 3を繰り返す.

プログラムと答えの数値を送ること.


第二問

次の連立微分方程式を数値的に解く.

ここでa,b,rは定数でそれぞれa=10, b=8/3, r=28 とする.t=0でx=1.D0, y=1.D0, z=1.D0とする.また時間ステップ dt=1.D-2 とする.ループの中でwrite(1,*) x,y,zと書いておくことにより解の軌道をファイルに保存する.ループは10000回行う.

gnuplot を使い,splot 'ファイル名' で解の三次元軌道を観察せよ.何に見えるだろうか? プログラムと 何に見えるか を送ること.




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