プログラム中で条件分岐を行いたいときはIF文を用いる. 基本の形を以下にしめす.
例1:if(b) 実行文
bには論理式または算術関係式がはいります(算術関係式は下に説明. 論理式は後日説明します. ).この形式だとbが真の場合にのみ実行文が行われ,それ以外だと何もせず次に制御が移ることになります.
例2:if(b) then 実行文 endif
基本的に上とおなじ. 実行文が二行以上になる時.
例3:if(b) then 実行文 1 else 実行文 2 endif上の形式では,もしbが真であれば実行文1が行われ,偽であれば実行文2が行 われます.実行文2にもあてはまらない場合をさらに場合分けしたいときはさらにブロックを重ねることができます.
if(b) then 実行文 1 else if(c) then 実行文 2 else 実行文3 endif
この場合は, もしbが真であれば実行文1が行なわれます. 偽の場合はさらにcによって条件がわかれ, 真の場合は2が, 偽の場合は3が実行されます. このif-elseブロックはいくらでも重ねることができます.
implicit none real*8 a read(5,*) a if(a.ge.1.D1) then write(6,*) a endif endこのプログラムを作成して実行してみよ.
implicit none integer n read(5,*) n if(mod(n,2)==0) write(6,*) n end