北海道大学からはるばる西 弘嗣教授が集中講義に来てくださいました
一日目午前
生物圏進化学研究室
をはじめ,多数の受講者が参加しました
講義の内容
日時:
平成21 年7 月22 日(水)9:00 〜 7 月23 日(木)16:40
場所:
理学部E 館地物地質実験室
講義タイトル:「微化石からみた地球史」(地質・地球生物学特別講義2)
目的・ねらい:
地球の気候は過去6億年間,温室と冷室を繰り返している.この2つの気候の時期には,陸域も海洋も含めた地球の環境は大きく異なっていた.その環境の変動に応じて生物の活動や分布も大きく規制されてきた.本講義では,地球史を通じて生物と地球環境の相互関係がどのように変化したかに関して理解を深めることを目的としている.
熱心に地球環境を変化させる因子について講義される西先生
本日のメインイベント
2009年7月22日
それは・・・皆既日食の日
ということで,
講義を
中断
休憩して,みんなで日食を観察しました
あいにくの曇り空でしたが,熱心に空を見上げる学生たち
おい!講義よりも熱心ではないですか!?
熱心に空を見上げる学生たち その2
おい!講義よりも熱心ではないですか!?
熱心に空を見上げる西先生
講義よりも
・・・(以下略)
雲の向こうから日食を観察することができました
西先生
「いやぁ,札幌から来たかいがあったよ♪」
結局,このまま昼休みとなりました
一日目午後
引き続き,熱心に過去の地球環境変動について講義される西先生
学生たちも熱心にメモを取っています
夕方には談話会も開かれました
談話会の内容
日時:
平成21 年7 月22 日(木)16:30 〜 17:20
場所:
理学部E 館 101 号室
タイトル:「IODP Exp. 320/321 の成果:Pacific Equatoreial Age Transect
講演内容:
米国の掘削船JR号が改修され,はじめての航海となったIODP Expedition 320/321 の航海の成果を紹介する.本航海はPEAT とよばれ,赤道太平洋地域でU1331 からU1336 までの6 地点を掘削し,始新世から更新世まで3000mをこえる堆積物を得ることができた.その結果,始新世ー漸新世境界におけるCCD(炭酸塩補償深度)の急速な深化など,赤道太平洋地域におけるCCDの詳細な変化を明らかにすることができた.また,このほかチャート層の成因に関する知見,中新世の連続コアの採取など,重要な成果を紹介する.
他の講座や研究科の先生方・学生が多数参加しました
質疑応答も多く,濃密な内容でした
本日のメインイベント
例によって,
生圏名物「
飲み会
歓迎会」
を開催しました!!
歓迎会告知ポスターは
二宮君
が作成しました
まずはかんぱ〜い!!
講義お疲れさまでした〜!
他の研究室の学生も参加してくれました
研究のことなんか忘れて
飲もうぜ!!
西先生と研究の話,井龍先生との昔話,
たくさんの話題で盛り上がりました
2次会は
井龍先生「
おじさんだけ
で行こう!」
ということで,
3
0代以上限定
でベトナム料理屋へ
夜の街に消えて行きました
二日目
熱心に受講する学生たち
各時代ごとに起きたイベントについて講義される西先生
最後に集合写真を撮りました
前日の曇り空がうそのように晴れ渡っていました
非常に充実した講義で,学生たちもこれからやってみたいこと,
研究してみたいことがたくさんできたかと思います
本当にありがとうございました!!
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2009年7月22日〜23日
西 弘嗣
教授 (
北海道大学理学研究院
) 集中講義開催!