学部2年生対象のフィールドセミナーI(野外実習・必修)で
岐阜県瑞浪市にある瑞浪市化石博物館近傍へ行きました

第1回目の担当は竹内須藤先生+TA2人
第2回目の担当は吉田先生+TA2人

周辺に広がる露頭を観察し,
柱状図,ルートマップの作成法を学び,
簡単な地質図作成の基礎を習得することが目的となります


第1回目 11月8日 (コメントは須藤)


まずは露頭の前で各層の説明と,柱状図,ルートマップの書き方の説明
小雨の中でしたが熱心に説明を聞く学生たち


始まってすぐに滑って泥だらけになり

「もう帰りたいっす・・・」

とへこたれる
最後尾で転んだため,誰も見ていませんでした(むしろそっちにへこんでいた)


露頭の観察を続けます
ここが下部の戸狩層と上位の山野内層の境界に当たります


山野内層中の見事な貝の印象化石


道路沿いに続く露頭なのですが,
断層や地層の境界面が観察できる良いルートです


少し離れて断層の観察とスケッチをします


山野内層と上位の狭間層の境界付近の砂泥互層
深度が深くなったり浅くなったりしながら漸移している様子がわかります


ここにも断層があります


熱心に露頭の前で議論をする学生たち




無事第1回目が終わりました
1週間後にまたここで別のルートを調査し周辺の簡単な地質図を作成します

次の春に行われる2週間の「地質調査(必修)」に向け,
地質調査の基礎の基礎を学ぶ授業が始まります!















山の頂上で円陣を組んで気合を入れる学生3人

須藤はこのテンションにはついていけません・・・



第2回目 11月15日 (コメントは林)


明世小学校横のマッピング,柱状図つくり










自由調査  調査風景がとりたいんですけど…


自由調査 春の地質調査本番にむけて,この程度のヤブ漕ぎは全く躊躇しません!


調査を終えて,ほっと一息
レポートは25日までですよー
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2008年11月8日/15日 フィールドセミナーI 巡検 
           岐阜県瑞浪市へ