安藤 佑介(大学院博士後期過程)



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最近の研究活動
@杵島層群産翼足類化石論文の作成
A芦屋層群産アナジャコ化石論文の作成
B九州および台湾の古第三系の調査


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身内リンク

環境学研究科

名城大学理工学部環境創造科

西岡祐一郎個人HP
古第三紀Puka-Puka
構成員
古第三紀Puka-Puka研究班
Puka-Puka研究所
前置き:大型のプランクトンである翼足類は,現在の海洋の生態系では珪藻などの微生物と魚類などの大型生物の間をつなぐ位置にある.この位置には他にもオキアミなどの生物がいるが化石として報告されているのは翼足類だけである.翼足類化石を調べその変遷を解明することによって海洋生態系の構造全体がわかると思われる.日本の新生代翼足類相は新第三紀以降の研究はあるものの古第三紀の化石報告は全くなかった.そのため,今後の新生代翼足類変遷解明や古海洋環境の復元,さらには地球環境変動を考える上での基礎として古第三紀の翼足類生物相の解明を行う.

その1

始新世翼足類相の解明(日本および北西太平洋域全体)
ようやく一部が解明されました



その2
漸新世翼足類相の解明(日本および北西太平洋域全体)
目下全力をあげて解明中であります!
概要はこちら
翼足類は後期暁新世に出現し,始新世に最初の放散をして中新世以降に繁栄したことが知られています.現在により近い中新世以降ほど研究は行われていますが,古第三紀の翼足類も形態や進化的に面白く今後はより研究される必要性が出てくるでしょう.
研究の成果