「かいれい」から眺めた色々な海の表情

横須賀を出航した翌日から3日間は、時化の中をマリアナに向かいまし た。
本来、2日間で到着の予定でしたが、半日余分にかかってしまいました。
4日目(11月28日)からは調査開始・・・ところが、12月4日からまた大時化が・・・

この間に、色々な海の表情を捉えました。






<伊豆大島>
11月24日に出航して、その日の夕方に「伊豆大島」の近くを通りました。ちょうど日が沈むところでした。何か分けも分からず「明日から頑張るぞ〜〜」と 思いましたが・・・調査海域までまだ2日もかかりました。
<荒れる海>
出発した翌日・・・すぐにご覧のような波が・・・学生さんや一部の教員は、2日 ほど食事に現 れませんでした。山本も、食事はしましたがビールを飲む元気が出ませんでした。こんなことは一年でもそうはありません。
<アネロン>
乗り物酔いの「強い味方」アネロン、です。でも、胃腸の弱い方は必ず胃薬と一緒におのみ下さい。胃腸が荒れて、食事ができなくなってしまいます。ちなみ に・・・山本は一度もお世話になることもなく済みました。

<凪>
天気が落ち着いてくると、これほど静かな海になります。6月前後は、この小さな波もなくなって、海全体が「鏡」のようになることもあるそうです。11月は マリアナ海域の調査にはあまり良くない時期だったそうです。でも、7回も潜行ができ、運が良かったようです。
<マリアナの夕日>
波が落ち着いた日の夕方です。伊豆大島を見てからグアムを見るまで、一度も島を見ることはなく、また、一艘の船を見ることもありませんでした。やっぱり太 平洋は広いです。
<青かった>
「海は青い」とは思っていましたが、本当に青いんです。この写真の海はまだ「青み」が強いですが、見方によっては「青」よりも「紺」に近いです。こんな海 は始めてみました。

<紺色の海>
これが「紺色の海」です。本当に「紺」ですよね?
こんなきれいな海の底に・・・コーラの空き缶が落ちていたりもします。本当に幻滅します。自然を守っていきたいものです。
<風速17メートル>
航海中一番海が荒れていたときの写真です。「かいれい」が高波に逆らって進んでいきます。こうなると、ピッチング(前後に船が揺れること)がきつくて、部 屋で仕事をしようなんて気持ちには一切なりません。100メートルもあっても、海では船は揺れるものなんですねぇ・・・。
<金星発見>
どうかなぁ・・・金星がおわかりになるかなぁ??
雲のすぐ上に「キラッ」と輝いているはずなんですけどねぇ。


いろいろな海の姿を見てきま した。海の上 から見ていると、マリアナの海は本当にきれいだと思いました。しかしながら、「かいこう7000II」で7日間、のべ26時間ほど海底を調査しただけで、 コカコーラの空き缶、18リットルの缶を見ました。本当に地球上は人類に汚されていると実感しました。我らが地球・・・きれいな姿を少しでも長く保ってい きたいと思います。
<海の中の煙>
遙か彼方に「煙」が立ち上っていました。この煙が少しずつ船に近づいてきました。そうです。鯨が潮を吹いています。残念ながら、イルカは見られませんでし た・・・鯨にあえました。
<かすかに・・・>
鯨の背中が見えていますよね?6人で写真を撮っていましたが、この写真は山本の作品です。偶然にしろ、背中をキャッチできて良かったです。