試料の採集

ビデオカメラを通 して海底の様子を探ることも重要ですが、
海底の試料を採集することも研究には必要です。
山本は「化学者」ですので、岩石などの試料を化学分析し、色々な議論をします。
ですから、試料が取れないと何も仕事がありません。試料採集の様子をここで・・・
(もう1年過ぎたので,公表しても良いんだろうけど???)




<岩石試料>
岩石試料は、マニピュレーターで直接挟んで取ってきます。マニピュレーターは複雑な動きをしますので、操作は難しそうですが、非常にスムーズに操作してく れました。
<ペ イロー ドへ>
採取した岩石試料はペイロードの中に保管されます。その前に、スティルカメラで写真を撮って、あとから試料番号との照らし合わせに利用します。
<堆積物試料>
海の底の堆積物や細かい岩石のかけらを集めるには、熊手を使います。ペイロードの中にフタの付いた箱があり、その箱の中に入れで船まで持ち帰ってきま す。



<MBARI>
マニピュレーターでポリプロピレン製の筒を突き刺して、海底の泥を採集します。この泥を使って、間隙水(堆積物に含まれている水)を分析したり、堆積物の 堆積構造を調べたりします。
<MBARI・・その2>
MBARIの口はフタが付いていないので、筒の中に格納して、中身が流出しないようにします。ここに突き刺すのも難しそうですが・・・うまく操作するもの です。
<サンプル>
「かいこう」についたペイロード中に、このように収まって試料が海底から持ってこられます。ここまでは、船員の皆さんにお任せですが、このあとは研究者の 仕事・・・

<獲物一覧>
ペイロードの中のサンプルは、ペイロードの中の位置に合わせて取り出されます。MBARIだけは、傾けたりできないので、別に運びます。毎回、獲物一覧の 写真を撮ります。
<MBARI・・その 2>
MBARIサンプルの様子です。持っているのは千葉先生です。同じ地球化学が専門ですが・・・どちらかというと水の専門家?山本は岩石,とくにその化学が 専門です。
<MBARI・・その 3>
MBARIから、泥を吹き出しているところです。原始的に見えますが、これが一番綺麗に泥試料を取り出せる方法です。


<間隙水>
取り出した泥試料に注射器が刺さっていますが、この泥に含まれている水(間隙水)を絞り出すための操作です。泥を注射器に入れたあと、0,45ミクロンのフィルターを通して、水を回収します。
<岩石試料>
岩石試料の表面は、ほとんどが真っ黒です。この黒いのは「マンガンクラスト」と呼ばれる皮膜です。長い間海水にさらされていると、海水中のマンガンや鉄が沈積してマンガンクラストができます。ペイロードから下ろされた岩石試料は、直ぐに岩石カッターにより切断されます。そうすると、「どのような岩石か」が分かる人には分かります。ちなみに、山本は岩石が専門ではありますが・・・分かりません。化学教室出身ですので、お許しを・・・お代官さま〜〜。