ケニアいろいろ(その1)

(写真をクリックすると,大きな絵が見ら れます)


ガリー浸食調査
 
ナイロビ市内にある国立の博物館です。日本側から,展示などの協力がされているようです。コンパクトではありますが,「ピテカントロプス」などの化石が展示してあります。さすがに人類発祥の地です。もし機会が有れば,一度訪れる価値があります。
 

赤道に立ちました
アフリカの一部地域では,雨期の雨による浸食で写真のように土地が浸食され深刻な問題となっています。上の写真では,深さ15メートルまで削られています。今回は,浸食の速度・危険地域の特定を目的に調査に行きました。ガリーというのは,「側溝」のことです。まるで平原に側溝のような形で削られています。もう一枚の写真は,民家直前まで迫っているガリーです。

ナイロビ博物館

調査地域のキスムは,赤道直下の都市です。車で30Kmも走れば,まさに「赤道」に到達です。こんなチャンスはほとんど無いので,行ってきました。只今道路工事中でしたが,普段は,たらいに穴を開けて,中の水が右か?左か?どちらに渦を巻くか?なんて見せ物をやっているそうです。GPSのメモリは少しずれていました。






ベッドはカヤの中

アフリカの東っ側(エチオピア〜ケニア)には,深い谷が走っています。これは,現在アフリカ大陸が割れ始めているためです。この谷を「大地溝帯」と呼びます。ナイロビは,大地溝帯の東側の大地の上にあります。キスムへ向かう途中に大地溝帯を見渡せるビューポイントがありましたので,写真を撮っておきました。地球科学者の端くれにいる私には,悦ばしいことでした。

ソンドゥ・ミリウ
キスムは,ビクトリア湖の湖畔の都市。マラリアを媒介するハマダラカのメッカです。今回は乾期に行ったので,ほとんど蚊は見かけず・・・しかし,ホテルのベッドは,カヤに囲まれていました。小学校以来のカヤの中でした。

アフリカは割れている

現在ケニアに、ソンドゥ・ミリウという名のダムが、有償援助で造られようとしています。一期工事(約69億円)を終え、現在二期工事のための有償資金106億円が貸し付けられようとしているところです。現地でも反対の声が挙がりましたが、今やついに現地での反対の声はなくなるに等しい状況に至りました。写真右上が,ダム貯水の出水口で,発電設備が作られるそうです。例のムネオ氏が強く関与したことで問題になりましたね?クリックすると,入場許可証が出てきますが,鴻池組が工事に絡んでいることが分かります。






茶畑

パピルスは,学名をpapyrusといい、Paper(紙)の語源であることは良く知られていますよね?古代エジプトでは、このパピルスで紙を作っていたと言われています。そのパピルスが,小さな湖(池?)のほとりになっていましたので,写真におさめました。観葉植物として,売られているようですね?

ナイロビ
ケニアといえば「キリマンジャロ」,キリマンジャロといえば「コーヒー」と思っていたら・・・なんと,「紅茶」のメッカだそうで・・・。全く知りませんでした。ブルックボンドの茶畑が,見渡す限り続いていました。その中に,労働者の社宅が・・・。
「ケニアの肥沃な土壌と恵まれた気候は品質のよい紅茶をはぐくみ、今ではインド・スリランカに次ぐ世界第3位の紅茶生産国、輸出国としては世界第1位となっています。」だそうです。


パピルス

ナイロビの人口は,250万人とも300万人ともいわれています。一見,非常に都会に見えます。実際に大きなビルが都心部には林立しています。しかし,人口の多くを占める人達は,ほとんど収入が無く,スラムと呼ばれる地区に延々と並ぶ掘立小屋がんでいます。失業率が60%との話もあります。これでは,治安が良くないのも理解できます。






マガディ湖

ケニアの食事といったら,「ニャマチョマ」。ヤギの肉を炭火で焼いたものです。ちょっと骨が多いけど,なかなか美味しいです。これに,トウモロコシの粉を練った「ウガリ」を食べれば,あなたもケニア通です。

ビクトリア湖
ナイロビから,車で4時間ほどのところにあるマガディ湖です。周りの 温泉や,岩石から供給されるナトリウムと空気中の二酸化炭素がトロナと呼ばれる「炭酸ナトリウム」という塩を作って,湖の9割以上を覆っています。湖の真ん中に道まで出来ていて,地図にも載っています。拡大写真は,トロナの結晶です。

ニャマチョマ

ビクトリア湖は、アフリカ最大の湖で,面積6万8千平方キロ,世界第3位の広さをもつです。ちなみに,湖の広さは九州の2倍、琵琶湖の100倍もの広さをもつそうです。
かつては、約400種類の固有種が生息していたと言われています。しかし,英国植民地時代の1954年、湖に生息する淡水魚の乱獲によって漁獲量が激減したため、窮余の策としてナイルパーチという外来魚が放流されました。この魚は、体長2m、重さ100キロ、捕獲された最大は何と400キロという巨大な肉食魚である。余り知られていないですが,スズキに似ていることから日本には 「スズキ(ナイルパーチ)」として輸入され,日本のファミリーレストランフライをにぎわし、学校給食や弁当の材料に使われているそうです。
ちなみに湖の向こうに見えるのがキスムの町です。

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