大学での研究を行うためには,研究費は必要不可欠とも言えま す。その中心となるのが科学研究費補助金ですが・・・採択されない時期が多い(ダメですねぇ!)ので,周りの先生方から多大なるサポートを受けています。私も,周りの若い先生方をサポートできるようになると良いのですが・・・今一息(一息どころではない?)といったところでしょうか?  以下が,現在までに採択された研究費の一覧です。この他に,民間企業からの依頼分析を受け委任経理金として受領しています。


【代表分】


(またしても「いっくら出しても当たらない期間」に突入中です。まわりのサポートで,何とか息をしています! )
2006 -2009

基盤 (B) 地球宇宙化学

大型藻類に含まれる有害金属元素 -海洋汚染の新しい評価指標の確立を目指して-

(大型藻類に引き続いて,二枚貝についても環境指標としての可能性を検討しています )
2002 -2003 萌芽 地球宇宙化学
アニオン地球化学の創設を目指して-続成過程におけるアニオンの分別現象の解明-

(岩石中の陰イオンをアンモニア水で抽出してイオンクロマトグラフィーで測定を試みたのですが・・・流紋岩のようなガラス質の岩石には割と上手く測定が出来たのですが,花崗岩の様な結晶質な岩石には使えない方法であることが分かり断念しました。)
2001-2003 基盤 (B) 環境動態解析
環境汚染物質としての有機金属元素の瀬戸内海における分布とその生態系への影響

(いっくら出しても全く当たらない時期が続き・・・科研費無い歴7年を数えました。こうなると、「もう二度と当たらないのではないか?」と弱気になってしまいますが、それにもめげす出し続けたお陰で・・・チョコチョコと当たるようになりまし た。)
1998 昭和シェル石油環境研究助成 多試料多元素分析による愛知県東部地域の地圏環境評価
1997

高度化推進経費(名古屋大学)

愛知県東部をモデルフィールドとする地球化学図による地圏環境評価の基礎研究
1993
奨励 (A) 地球化学 希土類元素からみたマリアナ前弧部における物質の循環
1992
奨励 (A) 地質学一般 層状チャートのリズム性に関する地球化学的検討
1989
奨励 (A) 地質学一般 希土類元素組成からみたフォア・アーク・オフィオライトの形成過程
1988
奨励 (A) 地質学一般 西南日本外帯四万十帯の層状チャートの堆積環境

(科研費も取れないようでは教員とは言えない!と,周りの教官から プレッシャーを掛けられて・・・3年目にはじめて当たりました。嬉しかったです。でも,使い方を知らなかったので,ほとんどを研究室の消耗品に使ってしま い・・・)


【分担分】

2014-2016

井龍 康文 基盤(B) 地質学 タイ国産腕足動物化石の炭素・酸素同位体組成を用いた石炭紀〜ペルム紀の古環境復元

(この科研費により、初めての東南アジアへ進出。私は,炭酸塩註の微量元素分析を担当のはず!)

2011-2015

吉田 英一 基盤(B) 地球・資源システム工学 変動帯における結晶質岩中透水性亀裂の形成・寿命・機能評価に関する応用研究

2010-2011

吉田 英一 萌芽 地球・資源システム工学 RbーSr法を用いた結晶質岩中割れ目形成年代と寿命に関する基礎研究

2009-2013

加藤 久和 基盤(A) 地域研究 モンゴルの国土利用と自然環境保全のあり方に関する文理融合型研究

(この科研費により、モンゴルでの鉱山周辺の金属元素汚染調査を依頼されました。4年にわたってモンゴルへ行くこととなり,すっかりと縁ができてしまいました。今後も,モンゴルとの関係は継続することになるんでしょうね?)

2010-2014

南 雅代 基盤(B) 文化財科学・博物館学 全国地質Sr同位体比マッピング−古代における"もの"の移動の解明に向けて−

2010-2014

杉谷 健一郎 基盤(B) 地質学 ピルバラクラトンに産出する多様な大型微化石群の起源と生命初期進化における意義
2007-2009 杉谷 健一郎 基盤(B) 地質学 人骨のストロンチウム同位体比に関する基礎的研究とその考古学的応用

2007-2009

南 雅代 基盤(B) 文化財科学 人骨のストロンチウム同位体比に関する基礎的研究とその考古学的応用

2005-2007

田中 剛 萌芽 地球宇宙化学 高純度ダブルスパイクを用いた希土類元素同位体質量分別の測定
2005-2007 吉田 英一 萌芽 文化財科学 『鉄さい』を用いた考古学資料(出土鉄製品)の埋設・保存環境解析
2004-2007 足立 守 萌芽 地質学 円磨された細粒ジルコン粒子の年代研究による初期地球史の解明
2004 南 雅代 昭和シェル石油環境研究助成 堆積物中の有機金属から探る琵琶湖の環境
2003 -2005
星野 光雄
基盤 (A) 海外学術 ケニアにおける土壌浸食の実態解明とその防止策

(この科研費により、ケニアに3回調査に出かけました。初めて踏むアフリカ、そして治安の悪いケニア・・・期待よりも不安の方が随分と大きかったですが・・・結局大きな事故もなく、何とか3年の調査を終わりました。星野隊長はじめ皆さんに感謝です。)
2002 -2005 足立 守
基盤 (A) 自然災害科学
重力探査とリモートセンシングによる断層破砕帯の破砕度評価法の確立

(コペンハーゲンへの学会旅費や、ICP-MSの消耗品等々・・・いつも足立先生には助けて頂いています。)
2001-2005 田中 剛
基盤 (S) 宇宙地球化学
ランタン-セリウム,サマリウム-ネオジム放射壊変系による先太陽系絶対年代の研究
2000 -2001
田 中 剛 基盤 (B) 広領域 地球化学図による地圏環境ダイナミクスの研究

(講座全体で取り組んでいた地球化学図研究です。この時期から、講座に閉じず教室の他講座の皆さんも参加していただくように変更しました。)
1998 -1999
森 永 速男
基盤 (C) 海外学術
二畳紀・三畳紀境界の古環境の高密度復元と大量生物絶滅の原因

(姫路工業大学(現:兵庫県立大学)の森永先生のプロジェクトに参 加しました。中国へは、この科研費を含めて、3回行きました。かなり多くの人がおなかを調子悪くするとのことでしたが・・・山本は至って元気でした。中国でお世話になった劉先生には、3年後に名古屋にも来ていただきました。)
1997 -1999
足立 守
基盤 (A) 地質学 本邦産の含始生代砕屑粒子砂岩の起原と形成環境
  (神戸大学から名古屋大学へ移動して3年目、この科研費でICP- MSを購入して頂きまし た。これにより、私の研究の幅が大幅に広がりましたし、消耗品も全く心配せずに思いっきり研究させて頂きました。足立先生には足を向けてはねられない!以上のサポートを頂いています。そのサポートは今も継続中です・・・本当に感謝です。)
1995
前川 寛和
一般(C) 岩石・鉱物・鉱床学  活動的沈み込み帯と高圧型変成帯の比較研究

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